オートロックとは?必要なもの?

オートロックの仕組みとメリット

時代の移り変わりの中でオートロックを採用する賃貸物件が増えています。オートロックとは建物の入り口に設置されている共有ドアのことです。機械によって若干の違いはありますが、大半は専用の鍵もしくは暗証番号の入力でロックが解除される仕組みになっています。オートロックを採用している賃貸物件を選ぶメリットの一つが安全性の高さです。専用の鍵や暗証番号を知らなければ中に入ることができないため、部外者は自由に出入りすることはできません。セールスや新聞勧誘などの訪問販売はもちろん、空き巣などの犯罪被害の予防にもなります。女性の一人暮らしや小さい子供がいる家庭でも安心して生活ができる安全性の高さはオートロックならではの強みです。

デメリットと選択の見極めポイント

安全性の高さなどオートロックにはメリットが多くありますが、デメリットになる点もあります。賃貸物件の家賃は最寄り駅からの距離を始めとした周辺環境に加えて、共用設備の充実度合いも大事な要素の一つです。オートロックは定期的なメンテナンスを含めて維持にコストが掛かるため、必然的に採用している物件は家賃が高くなります。オートロックの有無で1万円近く変わることも珍しくありません。オートロックは正面からの人の出入りを制限することは可能です。しかし、空き巣は正面から堂々と入るようなことはせず、大半が人目の付き難いベランダなどからの侵入を試みます。そのため、1階の部屋を選択した場合、オートロックが犯罪の抑制に繋がるとは限りません。安全性に大きな違いがないのであれば、オートロック無しの物件を選ぶ方が生活のコストは抑えられます。